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改装しました。 前途は相変わらず謎というか闇というか。
Posted by - 2024.09.28,Sat
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Posted by luneark. - 2011.05.05,Thu

故障とかが起こらない限りは知り続けられる。本当に理論上は。
それが自転車…なんだけどいちおーその観点からすると歩きも同じといえる。
けど歩き続けたり走り続けるのは非常に大変なので、自転車はその点でも
実によい乗り物でありまする。
とはいえ、その性能は品質を抜きにしてもタイプにより大分違うわけで…
 


その中でも、私が持っているのは舗装路面を早く走ることに特化したロードレーサー
(なにやら今はロードバイクと言うらしいですがロードレーサーという呼称の方が好き)だったりします。
残念ながら十万円を切る最も安いクラスですが、一応ホンモノのラインにはぎりぎり残ってるマシンです。
数年前に念願のそれを手に入れてから、大体何処に行くにもそれに乗って出かけていたわけですが
ママチャリの類よりも数段スムーズかつ快適に走れる自転車に乗っていると…段々とこう

遠くに
行きたく
なる訳ですよ

何分ロードレーサーに乗るのは初めてだったので、正直今のしっくり来るポジション
(ハンドルの高さや角度、サドルの位置等)を掴むまで二年位試行錯誤しながらかかりましたが。が。
それをちゃんと掴めばペダルを踏むたびにぐん、と風のように走れる。その速さでもっと遠くに行ってみたい
そう思い始めるもただ走るだけではやる気が出ないので目標を定め、ちょいちょいと距離を伸ばしてました。
最初に意識したのは郊外のある有名な温泉街で、距離は片道大体10km程。たしか。
実際にやってみて、一度目や二度目はやや遠いと感じたけれど、次第に慣れてくるとそれが普通になって…

そこで
悪い癖が
出てきたですよ

何を思ったか、約10kmをらくらく走れるようになって次に立てた目標が
「その温泉街から更に山に10km入った所の温泉」
でした。つまり倍。かつ後半10kmずっと山道。

それも三ヶ月以上前の話で、結果としては二度目で成功(一度目はあまりにも強い向かい風のため
麓を登ることすら出来ず断念)し、その際「山は30分耐えればなんとかなる。だがそれまでキツい。
マジキツい」という重要な経験を得られました。

そのチャレンジが片道約20km、つまり往復40kmの道行。
そしてそれをこなした次に立てた目標が、県中央市へのサイクリング。
走行距離、片道約50と数キロ。往復100kmを越えるプラン。

正直倍、倍で来たから今回もいけるんじゃないかと勢い任せだったのは事実
あと自転車雑誌で100km越えを目指そう!の記事にそそのかされたのも事実

だが理由はどうあれ挑戦してみたかった。故に挑んだ。
――――の、だけれどもまあすごいすごい。
何がかといえば、確かに距離も凄いけれど…何より坂道がきつい。
そもそも私が住んでいる土地は絵に描いたような盆地に有る街で、市の境目に近づくと
もう「うへー」といいたくなるようなビッグな坂がお出迎えしてくれる土地ですよ。ええ。
しかもその坂(というか山)を越えれば楽か、といわれれば答えはノー。
進めども進めども、越えても越えても山!山!山!((c)東亜プラン)
先ほど書いた山道含みの40kmで「山は30分耐えれば以下略」を経験してなければ
到底越えられなかった激しい道のりでした(目的地の海抜はこっちより180m程高かった)

実は一度、パンクが原因で20kmぐらいの所から引き返す羽目に陥りそれが悔しかったので頑張った…
のだけれども、家を出た時から終始向かい風が吹き続けていたりとか、途中で雨がぱらついて
道の駅にタイミングよく駆け込めたと思ったら見る間に小雨が雨になり、そして雨音が「ゴー」と聞こえる様な
豪雨に変わって「これは引き返すべきなのか…またもや断念の憂き目を見るのか…」と
本気で悩んだりと、今思うとよくくじけなかったなお前と自分でも不思議でした。自慢くせぇ。

そんなこんなで色々あったけど、どうにかこうにか辿りつき更に寄り道もしたけれど
結果的には無事帰宅できました。その道のりは約110km。本当は向こうで宿泊も考えたけれど
「一泊のインターバル置いたら「50km×2」であって100kmじゃないよなぁ」と思ったので、肌寒い
午前一時に帰宅を決意する…も帰りに某狂ったような店内陳列で有名なドンキなホーテに寄るあたり
今考えると頭がゆだっていたような気がしないでもない(念のため記すと立ち寄る必要は全くなかった)

帰りは案の定下りが殆どで比べ物にならない程楽…なのだけれど
疲弊がしみこんだ体にはかなーりキツかった。それでも行き帰りの労力を10で表すと行き7、帰り3。
態々帰宅後海抜まで調べたのは、絶対にあっちの方が高い位置にあるはずだ!と
重いペダルを踏みながら何度も呪文のように唱えていたからでした。


今回の結論
盆地に住むのはサイクリング的観点からもお勧めしない

おしまい。
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